今年度の活動にあたり。4月24日活動報告(★海況良し大いに楽しめました★)
※今年度の活動にあたり※
基本下記とします。
1:コロナ禍故、ミーティング時のディスタンス、マスク着用、飲食伴う会合は行わない。
2:安全対策:活動は同一海域内でお互い帆走確認しながら、中級者は経験少ない仲間へ
指導とサバイバル方法等伝授してゆく。救助艇の有効活用。
3:活動時間:3時間 前半 後半
初級者 : 基礎練習 反復と中級見習い
中級者 : レベルUP レース練習
風、海況良き場合は、グループ帆走でミニクルーズへ(初、中組合わせ)
風4M以下の場合、2年経過生と中級クラス合同のレース練習
(2年生はより高いレベルの帆走を自身で体験できる良い機会)
以下は4月24日行われた活動の報告と参加者感想です。
参加回数少ない方も是非体験に来て下さい。仲間と艇が貴方を待ってます。
★4月24日活動報告
■海況:良好(晴れ、風1~3M、うねり無し、海水温度20度ほど)
■参加メンバ:10名
■利用艇:レスキュー艇:1
シーホッパー:3
レーザー:3
シーマーチン:1
■活動概要
前半は基本帆走を各自で研究。後半はマーク利用でレース練習。
マーク練習はスタート⇒上マーク⇒サイドマーク⇒本部艇で10回程度実施。
海況は良好で初心者にも安心な条件下で楽しめました。
2年生もシングル帆走、開始時沈起こしも練習したが初心者には沈なし。
皆さんが大いに楽しめた1日でした。13:30解散
■参加の方からの感想
TSさん(40代)
セーリング歴:1年
艇種:シーホッパー
感想:風も気温も初心者に優しく、気持ちの良い一日でした。昨年4月からほぼ毎週参加していますが、
いまだ風上に艇が進むのが不思議です。今日はヒールしてくるのを抑えたら、
速度が落ちずに風上に少し切り上がる瞬間を感じられました。これを少しでも長い時間保てるようになりたいです。
今後もご指導よろしくお願いいたします。
KKさん(30代前半)
セーリング歴:5年
艇種:レーザー(ラジアル)
感想:艇を自由にストップアンドゴーしやすい軽風下、良い練習に取り組めた。
いつも以上に角度よりも艇速を意識して走らせることでレーザーへの理解が深化したように感じる。
次回以降はスタート前の位置取り、マニューバーをより艇種にフィッティングさせてフルスピード・ジャストスタートを目指したい。
感動した内容:熟練メンバーのレベルも高まってきており、スタートやマーク周りでの戦略性が以前にも増して重要になってきたように思う。
互いに刺激しあって練度を向上したい。
今後の希望:自己のシングル艇の走らせ方を向上するとともに、チームメンバーへの共有化、全体のレベルアップを通してチーム全体が自由自在にヨットを操ることで海に親しむ活動をより楽しめる環境にしていきたい。
(私自身も全然精進が足りないのでみんなで楽しみながら上手くなりましょう!)
HKさん(50代)
艇種:レーザー
最初は風が弱かったのでロールさせてのタッキング(見事に半沈した)、メインシートを船尾の角に引っ掛けない
ジャイブ(メインシートを引くタイミングが悪い、、)、後半はレースでスタートとルールを踏まえての帆走といったところを重点にやりました。
感想:レース、ルールだけじゃなくって、コースどりも重要でした。日頃、マーク到達だけのためにやっていたタックやジャイブですが、やられると嫌なタック、コースどりをしっかり体験させてもらいました。
ご関心ある方は次の練習の時に私もしくはKKさんに聞いてください。
★SHさん(40代)
セーリング歴:9か月
艇種:シーマーチン
感想:一番の感動は何といっても一人で操船できたことです。当初は同乗のHさんからセーリングやタッキングの指導を一通り。「そろそろ自信がついてきたんじゃない?」と言われて何だかそんな気になり始めた矢先でした。やがてHさんは救助艇へ。
残された自分はついに波間に一人ぼっち。悪い予感がよぎります。しかしこの日は予め沈起こしの練習をしていたこともあり、思い切ってメインシートを引くと、アレアレ、船が進むではありませんか。タックもできる。ランニングもするよ。 風を受けてセイルが膨らんでいる。きっと傍目にはもたつく手際に危なっかしい操船、決して「風と一体化」なんかしていなかったかもしれません。が、曲がりなりにも自分の操船でヨットが波を切っているこの事実。う~ん感動です。
★TIさん(50代)
セーリング歴:2年
艇種:レーザー
感想:技量問わず皆が同じ海域で楽しめる良い海況となり、楽しくセーリングすることができました。
先ずは艇を自由に操れる基本操船技術と、風を捉える技術向上を目指して、この延長線上にレースでの戦術があるかと思っ練習しています。
スタートでは、先ず2-3mの風でも艇を止める技術が足りないな、と実感。スタート15-20秒前にスタートライン前で堪え切れずグルリと一回転させて遅れてスタートしたりと不安定でした。
上マークに向けては細かい風の振れに対応できていないのか失速またま角度を取れず、上級者に少しづつ置いて行かれてましたね。上マークまでの最終タックで風向、潮の流れを捉え切れず、余計な距離を走ったりもしてました。考え出すとキリがないですが、要はあらゆる海況での経験値を積むことかと思います。やはりグループ帆走は楽しいですね。
★氏名:KS(60代後半)
経験:3年
艇種:シーホッパー
感想:久しぶりに小型艇乗艇です。昨年はシーホース、A級中心でした。
最初はフリー帆走でバランス感覚の取り戻しレース練習に臨みました。
スタートラインで停止させる技術がないのでスタート時間に合わせスタートラインをまで艇をもっていきたかったが、なかなかうまくいかず、スタート時点で遅れてしまった。
スタートライン上を往復することスタートが重要との話は都度言われていますが、まだまだ技術が伴わないです。艇を停止させる技術をマスタする必要ありです。
自分なりによかった点は上マーク回航時2挺身位のところからマークすれすれで回航することを心がけました。
巣ごもり状態で運動不足がたたって疲れましたが、楽しい練習会でした。
★代表コメント
コース選択は重要です、自身が有利な状態にいるなら守りといやがらせ、相手に重圧とあきらめを感じさせる。
但し、一艇のみに固執すると他の艇に付け込まれる可能性あり、全体を見てコース取り、有利な位置を得る
ためには、スタートから上マーク迄が最も重要、風の触れ、潮の流れ、等等。だからおもろいですね。
A級仲間会で盛り上がるのは、「あの時のたら、ればで盛り上がる」良きものです。
上マーク回航時こそ、マークタッチに注意せねばなりません。それ故すれすれが良いかどうかは潮の流れと
次に目指すマークがサイドマークか下マークかによって異なります。
先ず潮がマークに向かい流れておる時強い場合、マークが潮で流されており、ギリ通過すると、アンカロープを
センターの引っ掛けてしまう場合とマークタッチの危険性があります。30-50㎝はマークより離れて回るのが無難です。
回航と同時にセンターを上げれば、下行の場合 ウエザーヘルムが減じ、舵がききやすくなります。
回転が速くなり、時には沈する場合もあります。