昨夜来の台風18号も去り、秋の気配を濃くした三浦半島を南下して長井沖の亀城礁灯台をめざしました。風は3~4m、台風後のうねりは大きなゆったりとしたもので、新米の私にとっては最適の海況でした。
いつも家から眺めているだけの佐島の海には、特大の定置網とイケスがあることを知りました。その佐島の海では、中層の大型魚に追われた魚群のダイビングにも遭遇し、相模湾の豊かさを実感することが出来ました。船足不足がタコに喰いつくイナダには、逢えませんでしたが。
風の弱い時には、少し艇を風下に向け、風を探し、掴んだら少し上り、又下りーーーとデリケートな風探しを繰り返す勉強をしました。
4時間ほどの私にとっては真に楽しいセーリング(同乗のHさんにはかなり物足りないセーリング)も緊張の帰帆に成りました。赤灯台の内側で神奈川県警のダイビング訓練に遭遇してしまいました。白ヘルの5~6名のダイバーを避けながらのタッキングで風向きを読み違えてしまいやり直し、H氏のオールさばきに助けてもらい無事帰港出来ました。
今日の私のレッスン
✔︎タッキングはしっかりと風を読み、クローズに走らせてから果敢に実行する。
✔︎風とセールとはデリケートな関係。ヘルムはそれ以上に敏感に二つの関係を体で感じること。Yさんの「風は扇風機の風と違って、方向も強さもいつも違うのだから、敏感になりなさい」の言葉を実感しました。
✔︎ヘルムは艇の前方を絶えず注視すること。
有難う御座いました。